物忘れ外来

当院では、物忘れを抱えた患者様やご家族が、その人らしく生活できることを目指していきます。

物忘れの初期の段階では、加齢によるものと認知症の初期段階によるものとの見分けることが重要です。
当院では、連携している医療機関と協力し、総合的に初期の認知症との鑑別を行います。早期の認知症が発見されたとしても、自分らしく生活できるよう支援します。

また、認知症の患者様には、適切な治療とケアを提供し、患者様とそのご家族を支援していきます。
患者様が“その人らしく”生活を送り、ご家族とも良い関係でいられますように最大限努力します。

「物忘れ」で精神科を受診? 少しハードルが高いですか。
でも、一口に「物忘れ」といっても、いろいろな病気が原因になっていることがあります。
その中には、うつ病や高齢期に起こってくる統合失調症など、精神科で診る病気の可能性があるのです。
こういう病気は、より早く見つけることが大切です。
早く見つけた分、早く治療ができます。
また、もっと重くなって、認知症として様々な問題行動が出てきたときも、治療の選択肢が多くなります。

通院しながら、お薬で治療することもありますし、一時的に入院して治療を受けていただくこともできます。
―何か困ったことがあって話を聞いてほしい。
―聞きたい疑問があるけれど誰に聞いてよいかわからない。
そんなときでも、お気軽にご相談ください。
ゆっくりお話しをするために、予約制とさせていただいています。
当院では、「物忘れ」で悩んでおられる患者様や患者様のご家族が、その方らしく生活できるよう援助していきます。

「物忘れ外来」は水曜日(予約制)です。
お電話(043-231-7631)にてご予約をお願いします。